個性とニュースサイト

ニュースサイトの情報元とか

この記事の本質は情報元の開示云々についてのことですが、記事の後半部分が管理人さんの都合で削除されてしまったため、半分以上がニュースサイトについてのコメントになっています。


関連→ニュースサイトの使い方


何かいきなり表記がパクッたみたいになって気になるんですが、あんまり気にしないでください。



ニュースサイトの数が増え続けていること、個性の無いニュースサイトが増えていること、情報元を表記しないサイトがあるということ。
これらを叩くサイトが増えています。
叩くという表現は悪いイメージしかつかないんですが、悪意を持っているとかそういうことは無いので気にしないでください。
ただ他に表現の仕方を知らないだけです。


ニュースサイトの数が増え続けていることに関しての考えは前回、ニュースサイトの使い方で書いたので、今回は個性の無いニュースサイトが増えているについて書いてみたいと思います。



今回引き合いに出させていただくのは。むだづかいにっきさんの上記の記事とそのリンク先の記事です。


まずは、ニュースサイトのスタイルについて。

個性の無いニュースサイトのはなしになると必ずといっていいほど出てくる俺ニュースさんですが、見たことがありません。
なので、個性がどうだ、と言える訳ではないのですがニュースサイトってそういうものだと思っています。


新聞が様々な種類があることを疑問に思う人はほとんどいません。
新聞にも、スポーツ新聞や、競馬新聞などジャンルに分かれていてそれなりに購入層を固めているものもあります。
全国紙から地方紙まで考えれば、おそらく相当数の新聞があると思います。
新聞は商売をしてるんだから、話が別だ、と言われればそれまでなんですが、どの新聞を見ても取り扱うニュースはほとんど同じです。
そして新聞独特の特集なども組んでいるのでこれが個性のように見ることができます。
しかし、一般にニュースサイトと呼ばれるサイトもほとんどのところで日記のようなものを書いていて、他のサイトとは絶対に違うものが付いています。


ニュースサイトで世間の情報を知るには、記事のタイトルを読んで記事のリンク先に飛びます。
この際、ニュースサイト自体を楽しむ人はコメントを読むでしょう。
しかし、純粋に記事だけを見たい人にとって管理人のコメントなんてあって無いようなものです。
企業が運営しているサイトを全部回るには時間が無い。でも少しでもいいからニュースを知りたい。
そんな人がいるとしたら、個性の無いニュースサイト、面白みの無いニュースサイトは非常に使い心地のいいサイトになっていると思います。



野球やサッカーといったスポーツは好きですか?
百人に聞いて、百人が好きと答える確立は相当低いと思います。
そんな人にとってスポーツ新聞ははっきり言って非常につまらなくて面白みの無いものです。
しかし、この質問に好きです。と答えた人にとってスポーツ新聞はとても実用性のあるものです。


ここまでのことをまとめると、ようは使っている人にとってどれだけ使いやすいか、が評価の対象になるともいます。


次にオリジナリティの低い、いわゆる孫ニュースについて。

どこぞのサイトにあったものをほとんどまんま張り付けて、情報元はココと表記して終わりというサイトの形式が納得いかないというのは真っ当な意見だと思います。

しかし、どこぞのサイトにあったものを寄せ集めたもので出来たサイトでも、普段ならいくつも回らないと見る事が出来ないものが、そのサイトだけで見ることが出来ると考えれば非常に有用だと思います。


上にも書いたように、いくつものサイトを回るのは面倒だという人にとって、例え寄せ集めであっても、1箇所にまとまっていてくれれば非常に使いやすいんです。


一番上の記事の中では、ニュースサイトとしての価値が低いと書いてありましたが、これこそがニュースサイトというものだとも考えられる気がします。

流石にそれだけを寄せ集めて満足。では味気ないですが・・・


最後に

ここまで、偉そうに書き連ねてみましたが、所詮はニュースサイト運営側の言い訳です。
途中にも書きましたが、結局は使っている人にとってどう感じるかだと思っています。



先日、オフで友人にあった時、他所のニュースサイトは覗く気はしないけど、知り合いがやってるから見ているんだよね、と言われました。
正直、ものすごく嬉しい発言でした。

自分のやっているニュースサイトも、個性なんてものは毛ほども感じませんが、そう言ってくれている人がいる以上、やっていく価値はあると思っています。



誰にとっても使いやすいサイトを作る、ではなく今のスタイルを維持して自分のサイトを気に入ってくれている人にとって使いやすいままでいること事を維持していく、それを目標に頑張っていきたいと思っています。